美容師さんが自分でできる新規集客の方法について考えてみました

美容師さんが自分でできる新規集客の方法について考えてみました

これから3月を迎えて、1年で一番新規集客ができる時期になってきます。3月、4月は年度終わりでもあり年度始めでもあります。

高校入学や大学入学、社会人デビュー。転勤も多く引っ越しなどで生活圏がガラっと変わる時期です。

そうすると美容師さんにとっては、自然失客の時期でもありますが、その分、新規顧客にアプローチができる時期でもあります。「1年の新規数は3月、4月で決まる」といっていた美容師さんもいらっしゃいました。では、新規顧客へのアプローチはどうしていこうかとなりますよね。

今回は美容院というお店単位の集客方法ではなく、美容師という個人単位がアプローチできる方法を模索してみました。

私は24歳のときに美容業界のwebサービス業界に足を踏み込んで、メディア運営側の立場で仕事をさせてもらっています。日々、美容師さんと打ち合わせをしていて、いろんなお話を聞かせていただきます。その経験を踏まえ、私は美容師が自分でできる集客ならこんな方法が良いんじゃないとな、と思ったことをブログで書こうと思いました。

「SNSをやったほうが良いていわれるけど、なかなかやり方がわからない。模索しているけど、、、」なんていう美容師さんのお役立てたら嬉しいですね。

変化に対応していく

日々、美容師として発信できる方法のバリエーションはすごくすごく増えたと私自身も感じています。一般業界でも自分のことを発信する方法も内容もバリエーションが多くなっています。だから、自分がどんな美容師か、どんなことができる、どんなことが好きか、を発信する「自分に合った発信方法をみつけることで楽しみながら続けることが大切だと思っています。

今、美容院の独立開業もサポートできる会社に所属していて思うことは、独立開業して家賃や人件費など固定費をしっかり見極めている美容室さんはなかなかつぶれない、と感じています。開業されている方ってやっぱり自身の指名技術売上がしっかりある方たち、つなり自分のファンがいる方なので、開業後もお客さんが通っていただけたり、新規からのリピート率が高いので売上げが確保しやすいんですよね。

将来、自身で美容室をオープンしたいと思っている方もそうじゃない方も、どれだけ自分のファンをデジタル上で作っていくかは大切なことだと思っています。スタイリストのランクになると技術売上の歩合がお給与に反映されますし。今はアシスタントでも指名制がある美容室もありますからね。

ここまで長々と書きましたが、私が考えるデジタル上の自分発信の具体策を書いていこうと思います。

最初のポイントは「考える事」

では、自分を発信することで一番最初にやることは「考えること」

「こんなお客さんに来てほしい」「こんなモデルさんに来てほしい」を考えることです。

「まだ具体策じゃないのかー」ていう声が聞こえてきそうですが、ここは基礎で大切なことなので。

このブログを見ていただいているということはデジタルツールを使って、新規集客につなげたいとか、デジタルツールを使っているけどなかなかリアクションが感じられない方がみていただいているのではと思っています。

ペソソナマーケティングとは

デジタルツールを使って発信することで、リアクションにつなげることで大切なことは

「こんなお客さんに自分を支持して来店してほしい」の「こんなお客さん」てどんな人?

と想像することです。この手法をペルソナマーケティングといいます。このブログでは簡易版を書いていますので、読んでいただき、もしご興味があればweb上で検索をするとさわりは出てきますし書籍も出てるんで深堀してみてください。

ここで私が伝えたいことは、まずはざっくり決めて、まずは発信していきましょう!ということ。やみくもに動くのも考えすぎて動かないのも得策ではなく、動きながら考えていきましょう。この答えがすべての美容師にあてはまるとも思っていませんが、立地も年齢もキャリアも得意なこと・そうじゃないことも様々だと思っているからです。

簡易ペルソナマーケティング ですと、

  • 所属しているお店の立地
  • 自分ができること
  • 好きなこと

の組み合わせが、今のあなたのSNS発信の軸になります。

所属している美容院の立地

①10代20代の流行のヘアスタイルをしたい、とおもうお客さんが多いのか、もしくは、②20代30代のOLさんたちが集まるお店なのか、はたまた、③近所のママさん・お母さん世代が多いお店なのか、③のようなお店なのに、自分がやりたいグラデーションカラーやダブルカラーなどの発信をしてもなかなかリアクションに結び付かないと考えています。③のエリアのお店さんであれば、ママさんのヘアスタイルをアップするのも良いですし、そのご家族、娘さんのヘアスタイルをアップするのは良いと思います。

自分でできること

あなたのキャリアでできることを発信し続けていきましょう。アレンジなのか、スタイリング方法、メイクなのか。カラーなのかパーマなのか。美容というカテゴリ内であればなんでも良いと思います。

好きなこと

サロンワークをしながら発信をし続けるのはちょびっと努力が必要です。それが無理してやり続けるのはむつかしいことだと思います。好きなことであれば、発信も楽しむことができると思いますので、簡易ペルソナを踏まえてあなたのテーマを考えてみて下さい。

 

せっかくなので私が実際にお聞きしたある美容師さんがやっているケースも。

10代20代の女性が集まるエリアにある美容室に所属しているあるアシスタントさんは、カラーがとても好きな方でした。なので、今流行りのデザインカラーを今も多く発信しています。エリア と できること と 好きなこと が上手く組み合わさっていますね

20代~30代の大人の女性が集まるエリアの美容室に所属しているあるスタイリストさんは、お店の立地 と 自分が好きなこと から髪質改善・ツヤ髪の画像と動画を掲載していした。静止画でも良いと思いますが、加工しているのではと思うお客さまも今は増えているようです。なので、動画も混ぜて発信しているようです。動画の良い部分は、加工が難しいことと、艶感が整理がより伝わるとのことでした。見させていただき「たしかに」と腑に落ちました。

発信の「方向」を抑えてアップをしていてもすぐに結果は出ないかもしれませんが、この「方向」がまちがっていると結果は出ないとおもいます。まずは「こんなお客さんに自分を支持して来店してほしい」を思い描いてください。

美容師さんの集客で個人的におすすめなミニモ

練習モデルの募集や個人集客で利用されている方は多いのではないでしょうか。株式会社ミクシィが運営しているアプリです。サロンの立地による差はあるとおもいますが、お客さんの支持は、お店という単位から美容師という単位に変化していっているように私は思っていて、美容師さんとお客さんがマッチングできるのは良いサービスだと思います。

特に美容師さんが自分の年齢やスキルに見合った層に向けて金額設定ができることが大きいと思っています。

30代以上の美容師さんがスタイリストデビューする時は、名詞をもって外でハントをしたり、飲み屋さんクラブで名刺を配ったり、と練習モデルを集めて練習重ねて上手くなり、その時の練習モデルも経済的に豊かになってのちのち指名売り上げを支えてくれる顧客になっていったのではないでしょうか。その一連の流れがデジタル上に移って、自分に見合ったお客さんと出会えるようになったアプリなんだと思います。たぶん、今の若い子をはじめ、電話で予約をするよりアプリ上で完結できるのも合っているんだと思います。

では、どうやってミニモを活用していくかを考えていきましょう。

ご自身がまだ練習モデルをガシガシやる時期であれば、価格を下げてのが一番だとおもいます。そして事前に注意書きのなかで仕上がり後に両サイド、バック写真を撮らせてもらうことを条件にするのがおススメです。モデルさんの写真をとっておくことでミニモでもInstagramでもリアルな作品として投稿できますので、練習もさせてもらいながら作品を撮りためていきましょう。

2点目は価格についてですが、この金額だったら今の自分の技術を駆使すればリピートしてもらえる金額設定がポイントです。最近、サロンさんと打ち合わせをさせていただき、悩みのひとつが店長さん以下のスタッフさんの技術売上がなかなか上がらないということをお聞きします。その悩みがカルテ枚数なのかリピート率なのかに分かれますが、もしリピート率であれば、ポジティブに今の自分に見合った金額設定をすることで改善できるかもしれません。

ここでのお話は満足度のことです。サイゼリアさんは皆さんが知っているファミレスですよね。アポの合間に行くこともあるのですが、いつも混んでいるなと思っています。恐らく消費者心理として支払う金額より満足が上回っているではないでしょうか。実際に私はそういう心理になるので行きたくなっています。

美容師さんに置き換えるとキャリア・スキルの差は存在しますよね。練習や経験をすることで対応力が高まって先々、指名売上が高い美容師さんに成長できます。その成長にともない自分に見合った金額を設定し成長とともに金額を再設定し続けることがポイントだと思います。
そうすることで自分と見合ったお財布レベルのお客様と出会えるようになり顧客を増やす方法のひとつだと思います

インスタグラムで自分の施術を発信

今は多くの方の目に触れやすい場所といえばInstagramですよね。10代~30代女性がメインで日々閲覧しているアプリです。なので、多くの美容師さんからしたらお客さまになってほしい層との相性はすごく良いですよね。
ではインスタグラムをどう活用したら良いとポイントを押さえておきましょう。ここで投稿の際の軸となるのが「こんなお客さんに来てほしいを考えること」です。

発信の内容について

カラーモデルのお客様がほしいのであれば、カラーをした前後の画像を投稿していきましょう。カットモデルを募集してるのであればカットモデル前後の画像を投稿していきましょう。
もし、普段の出かけ先やおしゃれな料理などを投稿したい!なんて場合は、プリベート用と集客用と二つアカウントを使い分けることがベストだとおもっています。まれに場所やおしゃれな料理やコスメ、ヘアスタイルもトータルで「おしゃれ」というテーマが出来てフォロワーを増やしているアカウントもありますが、センスが問われる高等技術なので、最初は1つテーマを決めて、それに沿って投稿がいいんじゃないかと思います。

ハッシュタグの使い方

このハッシュタグがインスタグラムでいうと検索ワードになってきます。いまは30個まで1つの記事につけることができます。このハッシュタグ数もベストな数があるようです。

周りの美容師さんのお話やSNS関連のニュースもみていて見解は多すぎるとウザがられるから10~11個がベストなんだそうです。あまり自身ではそう思ったことはないので、私たちはがっつり30個つけています。この部分は自信が共感できる数でいいのかな、と思います。そのハッシュタグのつけ方も「こんなお客さんに来てほしいを考えること」が軸になります。#美容院 #美容室 などの他に流行りのカラー剤や施術メニューや店舗の立地名、来店してほしい年齢層の雑誌名などをタグ付けするのがおススメです。

あとは、タレントさんが使用しているように協調したい文言にハッシュタグを付けて太文字にするのもテクニックの1つです。ちなみにハッシュタグは30種類がタグ付けできるようです。文章の中に同じ #美容院 というのが32個、33個目があっても通常通り投稿が可能です。31種類タグ付けするとキャプションが反映されず真っ白の状態で投稿されます。

ここまでが投稿内容についてです。あとはマイページを整えてあげることでフォロワーが増えるかどうかが左右されます。
マイページの編集画面に移ると

  • 名前
  • ユーザーネーム
  • webサイト
  • 自己紹介

の項目に分かれます。
私なりの活用方法ですが、他社から見たときを意識して各項目をこんな風に使い分けています。

名前

アカウント検索するときに一覧画面では「名前」の部分が太字になります。名前はユーザーネームがあるので、ここでは、自分はこういう中身の人です、と自己紹介のような文章をいれてあげましょう。例えば「✂表参道の●●で働いている美容師です。ボブスタイルならお任せください」が私個人ではオススメです。✂などの絵文字があると一瞬で美容師だとわかってもらえると思います。

ユーザーネーム

ここは自身の名前を入れてあげて下さい。人に教えやすくて、人物名だとわかるものがベストです。

webサイト

自身のスタイリストページや個人HPをつくっていればそちらにリンクしましょう。

自己紹介

ここは自分が閲覧者にしてほしいこと明記するのがポイントです。予約をしてほしい、モデルになってほしい、撮影モデルになってほしい、美容師さんだとこのあたりでしょうか。ここを全部英語にしてカッコよく見せる方法もありますが、私はせっかくマイページまで見てもらえたなら自己紹介+してほしいことを日本語で明記がいいかな、と思っています。

本業と発信の両立

本当はまだまだ書きたかったのですが、あまり長いと読むの辞めた!となっちゃいそうなので、このブログではここまでにさせていただきます。

次回Twitterや自社HP、ブログのことなども私が思う活用方法を書いていこう思います。美容師さんの本業はお客様をキレイにすることなので、そこをおろそかにはできないと思います。

ただやみくもにSNSをやり続けてもきっとリアクションがなくて、意味が見いだせなくて、投稿することが目的になってしまっている美容師さんが多いように思います。自分のなかでテーマをちゃんとつくって、それに沿うように活用していけばきっとぽつぽつとリアクションがでてくると思います。

集客はお店がしてくれるものと思わず、そんな状況になっても自信が発信できる場所はキープしておくことでお店を移っても独立してその場所があれば、デジタル上でつながることができるからです。SNSの活用方法などご相談、私たちの本業である就職先相談などございましたらCM&JOBまでお問い合わせください。



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