福祉美容師ってどんな仕事?

福祉美容という言葉をご存知でしょうか?

福祉の現場で 美容師のお仕事が増えています。

美容師の皆さんの活躍場所は色々ありますが、今回は今どんどん注目度が上がっている福祉業界での美容師のお仕事についてまとめました。

 

 

高齢化社会の現状

シニア世代の増加により、福祉業界での美容サービスの需要が増しています。

内閣府のデータによると、2014年時点で日本の高齢化率は26%。

2060年には高齢化率は39.9%に達し、2.5人に1人が65歳以上になるとされています。

(参照:http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2015/html/gaiyou/s1_1.html)

そんな中、福祉に関する仕事に就く人員不足や職場環境が社会問題になっています。

福祉の世界では介護士などの他にも、施設や自宅へ訪問してヘアカットやヘアケアを行う美容師も活躍しています。この福祉美容の需要も今後どんどん高まってくるでしょう。

 

 

訪問美容師の仕事

7c7b550266a8b16d943d90b6a01a413e_s

 

前項にあるように、福祉における美容サービスの場合、美容師や理容師が出向いて施術を行うことが多く、’訪問美容’と呼ばれています。

’訪問美容’という言葉、美容師さんも求人広告等でも目にすることが増えているのではないでしょうか。

具体的にどんな仕事かというと、施術内容はサロン業務と同じく、カットやシャンプー、スタイリング、メイク、マッサージなどです。

違いは、施術場所が使い慣れているサロンではないことや、お客様が高齢であったり、障害を持っているなどの点です。

美容師としてのスキルはもちろんですが、歩けなかったり、寝たきりだったり、希望を自分で伝えられないお客様にも対応できるよう、福祉の知識やスキルも必要になります。

 

知識やスキルを学びたい場合

ずっとサロン勤務だった美容師さんにとって、福祉の世界はそこまで身近ではないと思います。

福祉について何も知らない状態では、不安が多いと思いますが、NPO団体による福祉理美容師の資格があります。

何から勉強したら良いのか分からない方は、こう言った資格を活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

どうやって働けば良いの?

haircut-barber-salon-barber-shop-hair-scissors

 

訪問美容専門企業

訪問美容を専門に行っている会社があります。

専門に行っている会社の場合、入社後に研修などで学ぶ機会があるでしょう。

未経験から挑戦したい美容師さんにオススメです。

働き方も正社員、業務委託など選べます。土日がお休みのこともあり、主婦の方やママ美容師さんなどの働き方希望にも合うかもしれません。

 

サロン業務+訪問美容

一般的な美容室でも訪問美容を行っているサロンがあります。

通常のサロン業務を行いながら、月に数回、訪問美容を行うなどの例があります。サロン業務と訪問美容、両方とも経験できます。

この場合、福祉美容については先輩スタイリストから教えてもらうことが多くなるでしょう。

普段から一緒に仕事をしている先輩と行動できるので、緊張も半減するかもしれません。

こういった活動に興味がある美容師さんは、「福祉」や「訪問美容」というキーワードを加えて求人を探してみてください。

同じ志を持った仲間と一緒に活躍できますよ!

また、この形式の場合、訪問美容で担当した方の家族の方など、お客様の輪が広がるという利点もあるようです。

 

 

給与や条件面

訪問美容専門、またはサロン業務+訪問美容のスタイルであっても、一般的な美容師さんの給与とも大きな差はありません。

訪問美容も一般サロンでの場合と同様に、実力次第のようです。

勤務時間や勤務曜日などの面を見てみると、訪問美容専門企業は、どちらかというと一般企業に近いように感じます。

サロン業務のように飛び込みのお客様が入ってくることもないので、勤務終了時間はほぼ予定通りのようです。

また、訪問美容の特徴は移動する必要があることです。一般サロンでしたら家からサロンまでの距離も把握して就職することができますが、訪問先がその日によって異なったり、家から遠いこともあります。時間的にも、移動時間が発生することは念頭に置いた方が良いでしょう。

 

 

美容による精神的効果

美容室を利用すると、嬉しくなったり、気分が明るくなります。

お客様のそんな表情が嬉しくて美容師を続けている方も多いのではないでしょうか。

こういった美容サービスによる心理的効果が福祉の世界でも注目されています。 美意識を保ったり、周りから褒められたりすることで自信につながり、前向きな気持ちになれます。それにより対人関係が活発になったり、脳の活用に繋がったりと相乗効果も期待されています。

リラクゼーション効果もあるので、一石三鳥くらいの効果でしょうか。

 

 

やりがいの大きいお仕事

日本の高齢化の観点からも、美容師を長く続ける方法の観点からも、福祉美容業界は注目でしょう。

訪問美容を取り入れていくサロンも増えていくのではないでしょうか。

社会貢献にもなるお仕事。「やりがいが大きい」という意見が多いお仕事です。

普段のサロンワークとは異なるやりがい、そしてお客様の反応も嬉しい要素のようです。

ずっと美容師を続けていきたいという方は、今のうちから勉強や経験を積んでみてはいかがでしょうか。



美容師の求人動画サイトCM&JOB

ABOUTこの記事をかいた人

動画を使った美容師求人サイト’CM&JOB’が運営しています。 文字だけでは伝えきれなかったサロンの雰囲気、働くスタッフの様子を映像で伝えています。 美'allでは、そんな就職・転職活動中の美容師さんたちに役立つ情報を配信しています。