就職活動・転職活動を行なっている美容師の皆さんに向けて、 面接の際に伝える志望動機についてポイントをお伝えします。
サロンを選ぶ際には、基準にする項目もあって良いですが、伝える志望動機には気をつけましょう。
今回はNGな内容を具体的に紹介していきますので、ご自分で考えている志望動機と照らし合わせて確認に使って下さい!
休日などの条件面
初めから休日の多さや給与面などで選択している、と思われてしまうと
- うちのサロンに合う人かどうか?
- 練習やスキルアップに対するやる気があるか?
という点で疑問を持たれてしまいます。
希望として聞かれたり、伝える場合もありますが、志望動機で積極的に伝えることはオススメできません。
サロンの場所
もちろん応募するサロン選びの際には重要なポイントですが、志望動機のメインにしては、印象が良くありません。
「おしゃれなエリアで働きたいから」
「表参道で挑戦したい」
などもオススメできません。
おしゃれなエリアには、他にも沢山の美容室があるため、そのサロンを選んだ理由には適していません。
そのエリアに沢山ある他の美容室の中から、その美容室を選んだ理由を伝えましょう◎
子育て中の美容師さんの場合は、サロン側から通勤時間などを気にしてくれることが多いです。
そういった場合は「近さ」でサロン側を安心させられるかもしれません。
人にオススメされた
客観的に判断できる第3者の意見や声は大切で、就職や転職時には参考になることが多いですが
「知人に勧められたから」という志望動機をサロンに伝えるのは避けた方が良いでしょう。
採用担当者が知りたいのは、あなたの意見、あなたの考え、あなたの人柄です。
例え他の人に勧められたサロンであっても、自分なりにそのサロンの研究をして、あなたに合うかどうか見極めましょう!
漠然とした志望動機
「雰囲気が良かった」
「理念に共感した」
など、どのサロンでも言えそうな内容だと、印象に残りません。
どの情報を見て、聞いて、どの部分に共感したのか?
どんな雰囲気に良さを感じたのか?などを伝えましょう。
この部分は具体性を持たせれば
「私も○○○○と考えているため、共感しました。」
と、あなた自身のPRに繋げることもできます。
サロンの理念やスタイルを理解していない
その美容室にないメニュー技術を「学びたい」と伝えたり、サロンの方向性と異なる志望動機は避けましょう。
方向性の違いは、応募する時点から気をつけるべき事ではありますが、面接に行くサロンのことは事前にしっかりと調べて理解しておきましょう。
「サロンの方針と異なる」と感じる人を採用しません。
憧れの有名美容師
「有名人がお客さんとして利用している」
という美容室もありますが、これらを志望動機として伝えることは避けましょう。
アシスタントさんや新卒の方は特に、美容師を目指したきっかけのスタイリストがいるかもしれませんが、その方が働いている美容室が、あなたにとって最適な美容室であるとは限りません。
しっかり全体的に美容室のことを把握して、その美容室で働きたい理由が他にもあるなら、そちらも応募動機としてしっかり伝えましょう。
前サロンでの不満
「前職では残業が多かったので、定時で帰れる御社を希望しました」
「前サロンで昇給がなかったので、歩合が多い御社に応募しました」
などは、一見、応募先企業を持ち上げているようにも見えますが、採用担当者は、あなたが入社した後のことをイメージするため、入社後、愚痴が多いのではないか、などの不安を与えてしまいます。
例え転職理由が前サロンでの不満であっても、志望動機は前向きでポジティブな内容にしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、面接時の志望動機について紹介しましたが、そのサロンに適した志望動機を述べるためには、応募するサロン選びの段階から、意識することが大切です。
どうしてそのサロンを選んだのか、具体的な理由を述べられるサロンを見つけて応募することです。
それが結果として’あなたにぴったりの美容室’を見つけられる近道にもなります♪
こちらの記事では、美容師の面接について詳しく解説しています。
是非参考にしてみてください!