美容師は通常のサロンメニュー以外も、お客様の人生の節目に関わることがで出来る職業です。
髪をセットしたり、メイクを誰かにお願いする機会は、人生での何かの節目であることが多いです。
お客様と長いお付き合いになればなるほど、その節目に関わる機会も増えていきます。
今回は、美容師の仕事の素晴らしさをお伝えしていきます。
七五三
まず最初の人生の節目で美容室にお世話になるイベントといえば、七五三です。
着付け、ヘアセット、メイクなどを行います。
まだ3歳、5歳、7歳ですので、サロンを選ぶのは、親御さんです。
親御さんがご自身で利用している、もしくは家族が利用している美容室で行う場合が多いでしょう。
ファミリー向けのサロンや地域密着型サロン、さらに着付けのメニューがあるサロンで対応していることが多いです。
親御さんにとっては、お子様の成長を実感できる嬉しい機会で、お子様にとっては初めてのおめかし。
ヘアメイクも大変な部分も多いと思いますが、両方にとって記憶に残るイベントです。
お子様とは、この先の長いお付き合いの始まりかもしれません。
成人式
次の大きな節目といえば、成人式です。
ここでも、着付け、ヘアセット、メイクを行います。 七五三の時から担当していたお客様を成人式の時にも担当できたら、これほど嬉しいことはないですよね。
20年近くも担当していると、家族のような存在になっていきます。
特に、美容室は定期的に通うという特徴がありますので、もしかしたら親戚よりも会う回数が多いかもしれません。
実際に
「子供の頃から担当していたお客様が成人式を迎えられ、着付けを担当し、とても感動した。」
という美容師の声も聞きます。
美容師として経験する感動の中でも確実に上位に入る経験になるでしょう!
卒業式
大学や専門学校の卒業式の際には、ヘアメイクに加え、袴の着付けも行います。
学校に出向いてくれるサービスを利用するお客様もいますが、馴染みの美容室で行う方も多いです。
昔から担当してきたお客様が社会人になる節目に立ち会える事ができます。
この卒業式の時に受ける感動は、成人式の時と似ているかもしれません。
本人も嬉しい日ですので、嬉しい気持ちを分かち合えたり、自分が社会人になった年のことを思い出したり、一緒に喜べるでしょう。
成人式や卒業式の時は、将来の話も盛り上がるかもしれませんね。
「社会人になったらこんな髪型はどう?」
など、美容師からの未来を想像できる提案もお客様は嬉しいでしょう♪
結婚式
結婚式では、式場で契約している美容師やヘアメイクスタッフさんが担当する事が多いですが、いつも担当してくれている美容師さんにお願いする方もいるようです。
これは美容室が対応しているかどうかにもよりますが、普段美容を担当してくれている美容師さんに、大切な日も担当してもらいたい方は多いようです。
結婚式の場合は、美容師にとっても一番幸せをもらえる特別なイベントになるという美容師の声も聞います。
結婚式も担当できたら、そのお客様とはその先もずっと長くお付き合いできるでしょう。
結婚式ではヘアメイク、和装の着付けなどを担当します。
結婚式の場合は、当日のみだけでなく、事前に行うスタイルの打ち合わせから参加するなど、他のイベントに比べると、お客様と接する時間は長くなります。
そのため、結婚式のヘアメイクや着付けに関しては、これだけでもお客様との絆を感じられる職業かもしれません。
フォトスタジオと美容室の違い
フォトスタジオでは、ここまで紹介してきたイベントの前撮りや写真撮影で全て経験できる可能性もあります。
毎日何かの記念に立ち会えるでしょう。
しかし、美容室との決定的な違いは、やはりお客様との距離感でしょう。
定期的に通う美容室に対して、フォトスタジオは写真を撮る時のみです。
お客様との繋がりを感じられたり、長くお付き合いできるのは、美容師のお仕事の特権なのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
美容師のお仕事は、お客様の普段の生活に密着していることはもちろん、節目の大切なイベントでも活躍できる職業です。
普段の生活に密着しているからこそできるお仕事でもあるでしょう。
こういった人生の節目のイベントに関わるにはお客様との信頼関係が必要です。
コミュニケーション能力や技術はもちろん、お客様の心を掴む魅力や安心感も必要です。
美容師としてこれらのスキルを身につけ、写真に、そして記憶に一生残る美を作り出せるお仕事は、美容師の仕事の魅力の一つと言えるでしょう◎
こちらの記事では、美容師になって楽しいことをまとめています。
是非参考になさってください。