現在、転職活動を行なっている美容師さん、新卒の際の就活との違いを感じていませんか?
一度美容師として働いたからなのか、今のサロンよりも自分の希望を求めすぎて
「応募したい美容室がなかなか見つからない・・・」と思っていませんか?
実は美容師に限らず、転職市場ではこういった声が多くあります。
そこで今回は、転職活動中の美容師さんに向けて、サロン探しの具体的な方法をお伝えします!
実際に手を動かしながら、試してみてください!
重視することをリストアップする
まずは転職において、自分が重視していることをリスト化してみましょう!
頭の中でなんとなく考えているだけの状態で求人サイトを眺めても、どのサロンも同じように見えてしまいます。
このリストで考える内容は、条件面だけでなく
- サロンの雰囲気
- 規模
- 教育体制
- 人
- 場所
など「こんなサロンで働きたい!」とあなたが感じる全ての要素です。
具体例
◎規模
- 1〜3名の個人サロン
- 4〜10名の個人サロン
- 10名以上の複数店舗展開サロン
- 10店舗以上の大型サロン
◎サロンの雰囲気・特徴
- 地域密着型
- アットホーム
- モダンな内装
- ナチュラル系
- マンツーマン接客ができる
- イベントが多い
- ヘアセットメニューの予約が多い
- カラーが得意
- 業務委託サロン
◎教育体制・スキルアップ制度
- 練習会・講習会が沢山ある
- オーナーまたは店長が直接指導
- 自分のペースで成長できる
- 朝の練習はない
- 短期間でデビューを目指せる
- ドライカットを学べる
- 海外研修がある
- 撮影会を定期的に開催している
- ヘアショーやコンテストに参加できる
◎働き方
- バリバリ稼げる
- プライベートも重視できる
- 自由出勤
- 教育などの残業なし
- 営業中の練習可
◎条件面
- 産休育休制度がある
- 寮完備・家賃手当あり
- 独立支援制度がある
- 社保完備
- 賞与(ボーナスあり)
◎場所
- 家から30分以内
- 駅から徒歩5分以内
- 車通勤OK
◎人
- スタッフ同士が仲が良い
- チームワークが良い
- 上下関係がない
- オーナーまたは店長と距離が近い
- オーナーがフレンドリー
- 明るいスタッフが多い
- 落ち着いたスタッフが多い
- 20代のスタッフが多い
- 主婦も活躍している
- 子育て中のスタッフがいる
ここに挙げたものはあくまでも一例です。
他にもあなたにとって重要な要素があれば具体的に挙げて見ましょう!
重視する項目に順位をつけて求人を探す
必ず1つずつ、あなたが重視したい順番に順位をつけていきましょう!
例えば
- 1位 お客様との距離が近い
- 2位 家から30分以内の場所にある
- 3位 自分のペースで成長できる
- 4位 オーナーがフレンドリー
- 5位 産休・育休取得の実績がある
これで準備完了です。
あとはこの順位表を手元に準備して求人を探していきます。
必ず順位を意識することがポイントです◎
これを元に求人を探す際は、上位の譲れない条件に当てはまっている求人を探します。
複数見つけることができたら、全て応募してみても良いでしょう。
数が多すぎる場合は、下位の条件と見比べて絞っていく、という方法がオススメです。
ポイント
逆に「希望通りだ!」と感じるサロンを見つけられたら、すぐに応募してください!
1つの美容室の募集人数は多くありませんので、先に応募があると先に他の方が決まってしまう可能性があります。
求人の探し方を工夫する
地域によっては、いつ見ても同じサロンが載っているサイトもあるため、応募したい求人先が見つからない状態になっている場合もあります。
求人の探し方は沢山あります。
例えばWEB上で求人を探す方法と言えば、求人サイトですが、美容師の求人情報を扱っているサイトは沢山あります。
美容室が求人サイトに掲載するには、料金形態や特徴が異なるため、求人サイトごとに掲載しているサロンも異なります。
同じサロンであっても、掲載項目が違うので、知りたかった情報が載っている可能性もあります。
気になるサロンを見つけた場合は複数の求人サイト・公式ページ・SNSなど情報を見比べてみましょう!
転職時に重視すべき点
- 「オーナーさんの考え方」
- 「サロンの雰囲気」
- 「働いているスタッフ」
美容師さんの退職・転職理由で1番多く耳にするのは『人間関係』です。
例え、今回の退職理由が人間関係以外のことであったとしても、上記の3つの項目は特に、ご自分の考えをはっきりさせておいた方が良いでしょう。
美容求人動画サイトtocoroni(トコロニ)では、各サロンの動画を見ることができます。
普段のサロンワークの様子やオーナーさん自ら想いや考えを語る映像など、文字だけでは分かりづらい部分を見ながら求人を探すことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回紹介したのは、転職活動する時に応募したい美容室を探す方法でしたが、自分の考えや希望を整理する機会にもなったのではないかと思います。
転職活動の目的は「転職すること」ではありません。
転職先で皆さんが皆さんらしく活躍でき、成長できることが最終目的です。
この最終目標を達成できる美容室・サロンを見つけられるように、有意義な転職活動を行って下さい♪
こちらの記事では、美容師免許を活かして美容師以外の人気業種をまとめています。
是非参考になさってください。