今回の記事では、美容室の面接について詳しく説明していきます。
面接は『面接官から質問される時間』だと考えていませんか?
美容師さんに限らず、面接は応募した側おアピールの時間でもあります。
応募した側から質問しても良い時間です!
自分から質問してみると、自分に本当に合っているサロンかどうかも見えてくるでしょう。
面接官にジャッジされるだけの時間ではなく、応募したサロンと自分が合うかどうかの確認時間です。
今回はそんな面接時にオススメの逆質問を紹介します。
面接前に参考にしてみてください!
サロンについての質問
込められた想い
Q. どんなサロンを目指しているか?
コンセプトは、ホームページや求人情報に載せているサロンが多いので、必ず確認しましょう!
オーナーや経営者が面接担当の場合は特に、共感した点を含めて話すとあなたの考えも伝わるでしょう。
スタッフの雰囲気
Q. サロンの雰囲気やスタッフの様子について
コンセプト同様、サロンの雰囲気やスタッフの様子で惹かれたことがあれば伝えましょう!
「求人サイトで見た動画でみなさん楽しそうに働かれている様子が印象的でした。こう言った環境を作るために何か心掛けていることや現場で取り組まれていることはありますか?」
など、こういったお店の雰囲気はコンセプトと繋がっていることも多く、ホームページや求人情報には載っていない社風やサロン独自の仕事の仕方なども聞けるかもしれません。
社内イベント
スタッフさん同士のコミニュケーションをはかるために、サロンイベントが充実している美容室さんも多いです。
- 社員旅行
- BBQ
- 食事会
- 誕生会
などイベントが多い方が良い方、あまりない方が良い方など、人ぞれぞれだと思いますので、入社してから
「こんなにイベント多いのか・・・」
「もっと皆んなで楽しむイベントがあるサロンが良かった」
などのギャップを防ぐためにも年間イベントなども質問してみると良いでしょう!
パートの場合
「女性スタッフが多いと求人情報で拝見しました。パートで勤務されている方は、実際どんなペースで働かれていますか?」
など、実際働いている先輩スタッフの働き方を具体的に聞ければ、自分の働くイメージもつきやすいのではないでしょうか?
しっかりそのサロンについて調べてきたこともアピールできます。
また、今後どんな働き方をしていきたいのか。
「子育てが落ち着いたら正社員で働きたい。」
「出勤日数は少ないけど正社員と同じ想いを持って長く働きたい。」
など、あなたの想いを伝えると、熱意が伝わり、好印象だと思います。
質問するポイント
サロンについての質問は、事前にその美容室についてしっかり調べてきたこと、それだけそのサロンに興味を持っていることも伝わる質問をしやすいです。
それだけそのサロンに興味があることをアピールできます。
印象に残っているサロンの雰囲気や様子について話せれば、そのサロンの雰囲気を理解していて自分も馴染めると考えていることも伝わるでしょう。
何を質問したら良いのか見つからない時は、あなたの目標など美容師の仕事に対する想いを伝えると良いでしょう。
面接官との話が弾めば、自然に質問も出てくると思います!
入社後について質問
サロンの魅力
Q. そのサロンが力を入れている技術について
自分が強みにしたいスキルを伝えたり、そこに取り組もうとする姿勢は好印象です。
そこで、オーナーさんが得意な分野や、力を入れているメニューについての質問も良いと思います。
学びたい分野が同じである場合、そこをアピールすることもできるでしょう!
アシスタントの場合
Q. 先輩たちがデビューしたまでの期間
Q. 週にどのくらいの練習をしているのか
Q. アシスタントの方の1日の流れについて
こちらも具体的な内容を聞ける質問をしてみてはいかがでしょうか?
年の近い先輩たちのことを聞くと入社後すぐ〜数年の自分をイメージしやすいです。
教育について
Q. 指導してくれるスタイリストたちについて
こういった内容の質問は、自分の考えや性格も加えやすいです。
また、将来の目標を加えることで、積極性もアピールできます。
「〇〇のスキルアップをしたいのですが、マンツーマンで指導していただけますでしょうか?」「〇年以内でデビューを目指したいのですが先輩スタッフはどのくらいでデビューをしていますか?」
など、 質問部分だけを聞くのではなく、一つ加えることで面接官の印象にも残るでしょう。
ポイント
入社後のことを質問することで、面接官もあなたがそのサロンで働いている様子をイメージしやすくなります。
イメージできれば、サロンの雰囲気にあなたが合っているかどうかも分かります。
サロンにとっても、あなたにとっても、大切な項目です。
自分のアピールを含めた質問
プラスアルファのスキル、経験を活かせるか?
求人情報に記載していなくても実はそのスキルを持つ人を探している可能性もあります。
「メイクの経験・知識があります。こういったスキルは、御社でお役に立てますか?」
現状メニューがなく、活かす機会がなかったとしても、将来新たなメニュー開発に繋がるかもしれません。
「コンテストで入賞したことがあるのですがコンテストへの参加は可能ですか?」
今まで積極的に参加をしていなくてもあなたの「やりたい想い」が伝わればサポートしてくれると思います。
逆質問の注意点!
定番の質問ももちろん必要ならばしてください!
注意すべきは、美容室のホームページなどを見れば分かるような質問です。
ホームページや求人の情報を踏まえ、さらに深い内容を聞くなど工夫しましょう。
質問内容が給与面・福利厚生・お休みのことばかりとなると、うちじゃなくても良いのではないか?
と思われれしまうこともあります。
あなたがそのサロンで働いていることをイメージできるような質問をしながら、こう言ったことも織り交ぜて質問してみると良いでしょう!
また、面接の際には
「前サロンのここが嫌だったんですけど・・・」
のような以前の職場の悪口に聞こえるようなことは、言わないことをオススメします!
過去よりもこれからのあなたの想いを伝えるようにしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
面接は質問されることを待つだけではなく、自分から聞いてみることで、話を広げることや深い内容まで聞くことができます。
適切な質問ができれば、あなたのことも理解してもらえるでしょう。
入社後、お互いにギャップが出ないよう、不安点や疑問点は面接で無くしましょう!
こちらの記事では、美容室の面接よくある定番の質問をまとめています。
是非参考になさってください。