結婚や出産などで一度職を離れても、復帰を希望される美容師さんも多いと思います。
今までのようにフルタイムでは働けないけれど、パートとして働くにはどんな美容室が働きやすいのか?
- 大型店が良いのか?
- 個人店が良いのか?
などの疑問をよく聞きます。
そこで今回は、美容室を大きく3つに分け、パートで働く際のそれぞれの特徴をまとめてみました!
パートとして美容師復帰したい!
またはパートとして転職したい美容師さん、ご自分の状況と照らし合わせて参考にしてください♪
大型サロン・多店舗展開サロン
スタッフが数十人在籍している、または複数の店舗を展開しているようなサロンの場合、パート勤務のルールがしっかり決まっています。
「週何日〜勤務OK」「土日どちらか勤務」なども決まっている可能性があります。
窮屈に感じる方もいるかもしれませんが、急なお休みなどの対応も、経験が多い分、分かりやすく決まっている可能性が高いです。
「こんな時どうしよう…」
という疑問が少なく勤務できる可能性が高いです。
パート勤務のスタッフがすでにいれば、相談し合ったり、サポートし合ったりできるでしょう!
大型サロン・多店舗展開サロンで働くポイント
同じパート勤務で働いているスタッフがいれば心強いですね◎
また、正社員・パート以外にも業務委託や面貸しスタッフもいたりと、様々な働き方の美容師が一緒に働いている美容室も多いです。
そのため、正社員だけではないので
「早く帰ることは気が引ける…」と言った悩みもあまり感じずに済むかもしれません。
中規模サロン
中規模のサロンの場合、パート勤務の仕組みもある程度できているサロンと、まだ作っている段階のサロンと両方あります。
パート勤務のスタッフがすでに活躍しているサロンも多いので、同じ勤務形態で働いているスタッフがいる場合、そのスタッフの働き方を確認できれば、あなたの働き方の参考になるでしょう!
また、中規模サロンの場合、アシスタント業でのパート募集を行っているサロンもあります。
スタイリストとしての復帰を希望されていない方は、こういった働き方ができるサロンも検討してみてはいかがでしょうか?
個人サロン・少人数のサロン
少人数で運営している個人サロンの場合は、まだパートで活躍しているスタッフがいない場合があります。
オープンしたばかりだったり、スタッフの定着率が良く、求人自体したことがあまりないサロンだとその可能性は高いです。
その場合、パート勤務のルール等がまだしっかり決まっていないことが多いです。
これは良い面と、不安な面共にあると思います。
個人サロン・少人数のサロンで働くメリット
良い面では、あなたに合わせてルールができていく可能性が高いという点です。
勤務日数や時間などは話し合って決めていくことになります。
個人サロン・少人数のサロンで働くデメリット
子育て中の方の場合、お子さんの急病等でお休み・早退もあると思いますが、実際にあなたが働き始めてからサロン側が分かることも多く考えられる点です。
働き始めはお互い戸惑うことが多いかもしれません。
一方で、既にパート勤務スタッフの在籍経験があれば、小規模サロンの場合、融通が効きやすいと感じることも多いようです。
オーナーさんや店長さんとの距離が近い分、サポートしてくれる可能性も高く、安心です◎
パートとして働く場合、気を使うことも多いかもしれないので、自分と合うサロンを見つけることが大切です。
オーナーさんや働いているスタッフとの相性が大切になってくるでしょう。
専門サロン
カラー専門店やカット専門店などの特化型専門店の場合、メニューが1つなので、ブランクがあってパート勤務で復帰する方も不安が軽減できるのではないでしょうか?
しばらく美容師の職から離れてしまっていると、復帰した際に技術面の練習が必要だったり、感覚を戻すまでに時間がかかることもあります。
この部分は不安だけれど、美容師として復帰したい!
という方には、専門サロンはオススメです♪
または、一般的な美容室でも、アシスタント業のパート募集もあります。
アシスタント業に戻りたいスタイリストさんはもちろん、スタイリストデビューしていなかった方にもオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はサロン規模を基準にまとめてみました。
パートで勤務を始める際は、気になる点・不安な点も多いかと思います。
産休・育休明けなら、できる限り同じサロンに復帰できることが理想的だと思います。
慣れている環境で長く働けるように、長い目で見た就職活動が重要です。
正社員からパート勤務への変更だけでなく、パート勤務から正社員への変更を将来考えられている方もいると思います。
新卒、中途、正社員、パート問わず、将来の働き方の変更も視野に入れてサロン選びをすることも1つの方法です。
こちらの記事では、美容師さんがブランクから復帰するのに気をつける事をまとめています。
是非参考になさってください。